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ヒトモトススキ属 ''Cladium'' は、カヤツリグサ科の植物の属の一つ。日本ではヒトモトススキのみを含む。 == 特徴 == ヒトモトススキ属は、大柄ながっしりとした多年草である。しばしば匍匐師を出す。桿(花茎)はやや三角の断面を持ち、その基部からよく発達した葉を多数出す。葉は細長く、三列に配置、その縁は強くざらつく。葉は桿の節からも出る。 花序は複円錐花序をなし、個々の花序は散房状になる。それぞれに多数の小穂がつく。 小穂は2かそれ以上の少数の花を含み、いずれも両性花。それぞれの小花が鱗片に包まれて密な小穂になる。鱗片は螺旋状に配置。 小花は花被やその派生物を持たず、雄蘂と雌蘂のみからなる。雄蘂は2個、時に3個。雌蘂の柱頭は3つに裂ける。花柱の基部は幅広くなり、雌蘂の先端と連続し、この部分は果実の成熟時にも残る。 果実はやや扁平な三綾形の断面を持つ。また、その表面がコルク状になって、核果状になる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ヒトモトススキ属」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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