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バーミキュライト(ヴァーミキュライト、expanded vermiculite)は、農業や園芸に使われる土壌改良用の土。また、建設資材としても使われている。 名前は、原料である蛭石(ひるいし、正式な和名は苦土蛭石(くどひるいし)の英語名である''vermiculite''に由来する。 *当項目では原材料である鉱物と併せて記述する。 == 概要 == 苦土蛭石は鉱物(ケイ酸塩鉱物)の一種で、化学組成は Mg1-x(Mg,Fe,Fe3+,Al)3(Si,Al)4O10(OH)2・4H2O。単斜晶系。 日本で通常“バーミキュライト”と呼ぶものは、中国、南アフリカ、オーストラリア、ジンバブエ、米国などに産出する蛭石の原鉱石を800℃ほどで加熱風化処理し、10倍以上に膨張させたものである。 なお、“vermiculite”とはラテン語の''vermiculare''に由来するもので、漢字での表記は「蛭(ヒル)」があてられているが、元来のラテン語ではミミズを始めとした「蠕虫」を意味する言葉である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「バーミキュライト」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Vermiculite 」があります。 スポンサード リンク
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