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ヒロ斉藤 : ウィキペディア日本語版
ヒロ斎藤[ - さいとう]

ヒロ斎藤( - さいとう、本名および旧リングネーム:斎藤 弘幸(さいとう ひろゆき)、1961年5月25日〔「レスラーヒューマンストーリー第180回 ヒロ斎藤」、『週刊プロレス』No.1725、ベースボール・マガジン社、平成26年2月19日号(2月5日発行)、63-66頁、2014年。〕 - )は、日本プロレスラー神奈川県川崎市出身〔。ドラディション所属。
== 来歴 ==
父が厳しく、家を早く出たいと思っていた中学生時代に川崎市体育館で新日本を観戦して「これだ!」と直感しプロレスラーを志す〔。中学卒業後、アルバイトをしながら山本小鉄に入門を直訴し、1978年新日本プロレスに入門〔。1978年8月26日、飯山市民体育館の魁勝司戦でデビューを果たした〔。当時の若手はジョージ高野前田日明平田淳二保永昇男高田延彦高野俊二新倉史祐仲野信市など逸材揃い。ニックネームはチョビ。若手時代は、藤波辰巳の付き人を務めた〔。
1981年、島流し同然でメキシコ遠征に出され現地でグラン浜田小林邦昭、ジョージ高野とタッグを組む。2年後の1983年、会社とのトラブルでプロレスを辞めようと決め、ジョージがカナダカルガリースタンピード・レスリングへ転戦する際に仲のよい高野俊二に挨拶しようと同行したところ、ジョージの対戦相手である俊二が急病のため、急遽一試合だけとのことでリングに上がったところ、プロモータースチュ・ハートに絶賛され、プロレスを続ける〔。その際プロモーター側から髪を金髪にするよう要求され、ヒロは「日本人の金髪レスラー」の先人である上田馬之助に許しを得るべく連絡を取り、上田との関係ができる〔。上田とは日本帰国後も行動を共にし、「人のマネはするな」「大きいやつが小回りきかないようなことをやれ」などレスラーとしての心得を伝授され〔、スタイルの礎を築く。
新日本の大量離脱によって帰国命令が出され、1985年1月に帰国〔。ザ・コブラのライバルとして台頭し、5月20日には第12代WWFジュニアヘビー級王座を奪取。同じヒール軍団であるマシン軍団と共闘するが、ワカマツらマシン軍団と仲間割れを起こす。8月、新日を離脱しスーパー・ストロング・マシン&高野俊二(現高野拳磁)とカルガリーハリケーンズを結成、全日本プロレスを主戦場にする〔。フリーのプロダクション形式でどこのリングにでも上がるという現在のプロレス界に多いプロダクション形式の礎となった。
1986年7月31日、ブラッド・アームストロングを倒し初代世界ジュニアヘビー級王座となった。
1987年4月、全日から新日へUターンの際はカルガリーハリケーンズは解散し、長州力率いるリキ・プロダクションの一員として参加。新日正規軍、長州軍の枠組みが無くなってからは後藤達俊、保永昇男らとヒール・ユニットブロンド・アウトローズを結成。かつての盟友スーパー・ストロング・マシンが加わってからユニット名をレイジング・スタッフに改名。
1990年にスーパー・ストロング・マシンと組み第14代IWGPタッグ王座を奪取するも、1993年10月にレイジング・スタッフは分裂、その後しばらくはジュニアタイトル保持の保永をサポート。
1995年蝶野正洋天山広吉サブゥーと狼群団を結成。その後nWo JAPANTEAM 2000クレイジー・ドッグスと独自のヒール道を邁進している。
2000年G1 CLIMAXに初出場。予選リーグでは全試合で両者リングアウトを予告、実現させ、リーグ戦を荒らした(その中には優勝者の佐々木健介、当時の同士であった小島聡も含まれる)。これに影響を受けた望月成晃闘龍門のリングにおいて「両者リングアウト推進委員会」を宣言する。
2006年1月末で新日本プロレスを退団〔契約更改に関するお知らせ 新日本プロレス公式サイト 2006年1月31日〕。直後から西村修と行動を共にするようになり、その縁あって無我ワールド・プロレスリングへの参戦、後に正式入団する。その後、無我がドラディションに名前が変わった時は藤波辰爾と行動を共にし、レジェンドレスラーの一人として、今なおリングに上がり続ける。
2014年12月9日に椿山荘で開催された「X'mas チャリティ・プロレス・ディナーショー!」にザ・グレート・カブキとタッグを組み、天龍源一郎&西村修と対戦した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Hiro Saito 」があります。



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