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ロンドン・ヒースロー空港(ロンドン・ヒースローくうこう、)は、イギリスの首都ロンドンの西部にある最大規模の空港で、国際線利用者数では2013年まで世界一の空港だった。所有・運営は、民間会社のイギリス空港会社 (BAA) である。空港コードはLHR (IATA) /EGLL (ICAO) 。ブリティッシュ・エアウェイズ、ヴァージン・アトランティック航空のハブ空港になっている。 == 概要 == 1959年にクロイドン空港が閉鎖したことに伴い、ロンドンを代表する国際空港となった。滑走路は並行に2本あり、それぞれ3,902m、3,658mの長さを持ち、パリのシャルル・ド・ゴール空港、フランクフルトのフランクフルト空港と並び、ヨーロッパの大規模空港である。旅客ターミナル4つと貨物ターミナル1つを持つ。ロンドン市内などとのアクセスは比較的便利なものの、周辺を住宅地に囲まれていることから騒音規制が厳しいことでも有名である。 2015年6月に老朽化したターミナル1が閉鎖され建て替え完了後は、2014年6月4日に建て替えが完了したターミナル2と合わせて「ヒースロー・イースト・ターミナル」となる予定である。それによりターミナル2は欠番となるが、利用者の混乱を招くことから、今のところターミナルの名称変更の予定は無い。航空ファンにヒースロー空港名物として親しまれていた「飛行機の踏切」は、ターミナル2の閉鎖後の道路の付け替えにより見られなくなった〔イカロス出版『月刊エアライン』通巻383号 p.79〕。 新しいターミナル2はスターアライアンス加盟エアラインとエアリンガス、ユーロウイングス、ジャーマンウイングス、アイスランド航空 。ターミナル3はワンワールド加盟エアライン(マレーシア航空とカタール航空を除く)と一部のブリティッシュ・エアウェイズ国内線、デルタ航空, ミドル・イースト航空、ヴァージン・アトランティック航空、一部のアライアンス非加盟航空会社。ターミナル4はスカイチーム加盟エアライン(ミドル・イースト航空、デルタ航空を除く), エアインディア、マレーシア航空、カタール航空、大部分のアライアンス非加盟航空会社。ターミナル5はブリティッシュ・エアウェイズとイベリア航空で使用されている。乗り入れ航空会社は航空連合別(#主な航空連合別ターミナルを参照)に各ターミナルに振り分けられる予定である。 航空会社や利用クラスに関わらず有料で利用できる空港ラウンジ(Plaza Premium Lounge)も設けられている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ロンドン・ヒースロー空港」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 London Heathrow Airport 」があります。 スポンサード リンク
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