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ビウレット
ビウレット (biuret) は、化学式 C2H5N3O2、示性式 (CONH2)2NH であらわされる有機化合物。尿素が2量化した構造をもつ。 常温常圧では白色の固体で、熱水に溶ける。186-189℃で分解。尿素を融点以上で加熱すると、アンモニアが分子間脱離してビウレットが生じる。 : 2 CO(NH2)2 → (CONH2)2NH + NH3 == 特性基 == 「ビウレット」は特性基として R-NH-CO-NR'-CO-NH-R'' という構造をもつ化合物の一般名としても使われる。ビウレット化合物はイソシアネートの3量化によっても生成する。例としてはウレタン樹脂などで用いられる1,6-ヘキサメチレンジイソシアネートの3量体であるHDIビウレットがある〔http://www.osha.gov/dts/sltc/methods/partial/pv2030/2030.html〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ビウレット」の詳細全文を読む
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