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ヴィシャーカパトナム(、)は、インドのアーンドラ・プラデーシュ州の最大都市である。インドの東海岸にあり、ベンガル湾に面した港湾都市である。重工業が盛んで、大きなコンテナターミナルがあるほか、インド海軍の拠点都市でもある。 ヴィシャカパトナム、ビシャカパトナム、ビシャーカパトナム、ヴィサカパトナムとも表記する。バイザックの略称でも知られる。公用語はテルグ語である。 == 概要 == ===ヴィシャーカパトナムの歴史 === ヴィシャーカパトナムの都市名は、仏教教団の外護者 ヴィサーカーに由来してる説もあるくらい、古くから仏教の拠点として栄えた。 ボジャンナコンダ仏教遺跡、トトラコンダ遺跡、バビコンダ遺跡とコトゥル遺跡など、仏教遺跡が多く、仏教徒の巡礼は現在も行われてる。 また、古代ローマとの貿易関係を持っていた。 ヴィシャーカパトナムは、カリンガ国、マウリヤ朝、前期チャールキヤ朝、パッラヴァ朝、東ガンガ朝、ガジャパティ朝、ムガル帝国と歴史変遷を重ねた。その後、南インドのイギリス東インド会社による植民地化が達成されると、ヴィシャーカパトナムはマドラス管区 の支配下となった。 インドが独立を達成すると、五か年計画もあり、ヴィシャーカパトナムは工業都市化され、人口も独立前の7万人から現在は170万人に増加。インドでGDPが10番目に大きい都市に飛躍した。 File:Buddhist Ruins at Totlakonda.jpg|トトラコンダ仏教遺跡。紀元前2世紀創建。ローマとの貿易やグローバルな布教をしていたと考えられてる。 File:Bavikonda_stupas.JPG|バビコンダ仏教遺跡。紀元前3世紀創。 File:Rock-cut_Lord_--Buddha--_Statue_at_Bojjanakonda_near_Anakapalle_of_Visakhapatnam_dist_in_AP.jpg|ボジャンナコンダ仏教遺跡(4-9世紀)石窟寺院と石を彫りだした仏舎利塔や仏像がある。 File:Simhachalam-temple-2_big.jpg|バラハ・ラクシュミナラシマ寺院。東ガンガ朝時代に創建された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ヴィシャーカパトナム」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Visakhapatnam 」があります。 スポンサード リンク
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