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ビスタビジョン
ビスタビジョン(VistaVision)は、画面アスペクト比が1.66:1程度の横長の画面サイズのこと。1950年代に米国パラマウント・ピクチャーズ社が20世紀フォックス社のシネマスコープに対抗して開発した。 == 原理 == 35ミリネガフィルムのスタンダード・サイズにおける1コマの横縦比は1.37:1である。これを横に駆動させ、スタンダード・サイズの2コマで1コマを構成するようにした「ビスタビジョン・カメラ」においては、横縦比は5:3、即ち1.66:1となる。また、このことによって、スタンダード・サイズの2倍以上のフィルム面積を使って撮影することが可能となり、その分、画質も大幅に向上することになる。 ただし、映画館の映写機は縦駆動であるため、上映用プリントは縦駆動のポジフィルムに縮小焼きつけすることになるが、その際、スタンダード・サイズに比べて縦の比率が小さくなるため、画面の上下にマスクをして横長の画面を得る。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ビスタビジョン」の詳細全文を読む
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