|
Xing World(エクシングワールド)は、ビズインターナショナルが勧誘をしていた〔2009年11月27日に消費者庁により特定商取引法違反の連鎖販売取引事業者に対する業務停止命令を受ける。〕バーチャル世界およびメタバースのこと。現在は名称表記が”X-i”と変更されている。 ブラザー工業の子会社で、通信カラオケを運営するエクシングとは無関係。 == 概要 == 消費者庁により勧誘に問題があると指摘をされ業務停止の行政処分を受けた株式会社ビズインターナショナルが勧誘をしていた国産型仮想空間サービス〔過去に複数回の公開延長の実績があり、現在も公開日の情報が企業サイトにない。〕。日本そのままの世界を仮想空間の中に投影し、仮想の社会が混乱しないよう自治体の設置やアバターによるキャラクターライセンスを提携するなど使い勝手の良さをうたっていた。 2009年10月15日に一般公開されるも、実際にはシステム開発を担当したフレパー・ネットワークスが提供する仮想空間プラットフォーム「Phantom」のオープンβテストサイトに誘導され、X-iとしての実体はほぼ存在しないことが確定した。 なお、2009年4月2日、宮城県はビズインターナショナルに対し、消費生活条例に基づく行政指導を行ったと発表〔宮城県/不適正な商取引等に関する情報 〕、更に同年9月2日には、特定商取引法に基づく業務停止命令を行ったと発表〔宮城県/特定商取引法違反事業者への行政処分に関する情報 〕した。詳細は行政処分までの経緯を参照。さらにその後2009年11月27日には消費者庁から6ヶ月間の業務停止処分が下り〔特定商取引法違反の連鎖販売取引事業者に対する業務停止命令(6か月)について - 消費者庁・2009年11月27日(2009年12月28日時点のアーカイブ)〕、新規の販売活動が全国的に差し止められた。 2010年4月28日に、ビズインターナショナルによるマルチ商法に絡み、「仮想空間の開発は不可能だったのに、多額の入会費用を支払わされた」などとして、大阪府などの会員らが、ビズ社に対し計700万円の支払いを求める訴訟を、大阪地裁に起こした〔仮想空間マルチ、会員らが提訴 「うその説明で勧誘」 朝日新聞 2010年4月28日(2010年5月1日時点のアーカイブ)〕。 2010年5月27日には、埼玉県警が特定商取引法違反(不実の告知)の疑いで、ビズインターナショナル、フレパー・ネットワークスなど関係先約20箇所を家宅捜索した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Xing World」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|