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ビッグウィーク(''英:'')は日本の競走馬。おもな勝ち鞍に2010年の菊花賞。馬名の由来は「重大な週」。 == 戦歴 == 2009年9月のデビュー。当初より幾度も、頭の高い走法を厩舎スタッフやメディアで指摘され〔2009年9月27日 競馬ブック・中川助手コメント、2009年11月15日 競馬エイト〕、後にシャドーロール装着による矯正が行われている。 途中ソエで5か月休養したものの休み明け2戦目、デビュー6戦目2010年7月に初勝利を挙げてからは3連勝、神戸新聞杯に出走、距離延長をするたびにそれを懸念〔2010年6月13日、9月26日 競馬ブック〕されたものの結果を出し、3着に入り菊花賞の出走権を手にする。 迎えた菊花賞で、陣営は「キレる脚は使えないが長くいい脚を使える馬。体型的にも距離はこなせそう」と同馬に対しコメントを残すが、「(神戸新聞杯の)上位との0.5秒差は少し差がある」〔2010年10月24日 競馬ブック、競馬エイト〕と今レースは7番人気で勝利。初勝利からわずか3ヶ月あまりでGⅠ馬となった。これは日本における最短記録である。 レースでは、大逃げを打つコスモラピュタを前に3番手を追走、3コーナー手前で2番手に上がり、直線に向いてからは残り150m程で前を行くコスモラピュタを捕らえ先頭に出ると、そのまましっかり脚を使い後続の追い上げを封じて優勝。重賞初勝利をGIで飾る快挙を成し遂げた。バゴ産駒によるJRAのGⅠ制覇も初めてとなった。馬主の谷水雄三は父の谷水信夫と父子でクラシック三冠を達成〔谷水信夫がタニノハローモアで東京優駿、タニノムーティエで皐月賞、東京優駿の二冠、谷水雄三がタニノギムレットとウオッカで東京優駿を勝っている。〕、管理調教師の長浜博之も史上11人目の牡馬クラシック三冠達成となった。 2013年7月に障害に出走して勝利を挙げた。クラシックホースが障害競走に出走したのは、1965年菊花賞馬のダイコーター以来〔1999年秋華賞馬のブゼンキャンドルも後に障害転向しているが、秋華賞はクラシック競走ではないので含めない。〕。 左前浅屈腱炎を発症し、9ヶ月以上の休養を要する見込みであることが判明。2014年5月25日付で競走馬登録を抹消する。引退後は京都産業大学馬術部で乗馬となる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ビッグウィーク」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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