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ビワオオウズムシ
ビワオオウズムシ ''Bdellocephala annandalei'' Ijima & Kaburaki は、日本の淡水産プラナリアの一つで、同類では日本最大種にして、琵琶湖の固有種である〔以下、主要な記述は岡田他(1965)、p.321による。〕。環境省の「その他無脊椎動物レッドリスト」見直しにより2006年版において絶滅危惧I類 (CR+EN)で新規掲載された〔改訂レッドリスト付属説明資料 その他無脊椎動物(クモ形類・甲殻類等) 平成22年3月環境省自然環境局野生生物課 2012年3月4日閲覧。〕。 == 特徴 == 体長は匍匐の状態で最大50mm、幅は15mm、よく伸びたものでは70mmに達する場合がある。縮んだ状態では体側縁が波打つ。 体形は全体として楕円形で、頭部が明確に区別できる。腹面は扁平で、背面は多少盛り上がる。頭部はやや幅広くなり、その中央が丸く盛り上がり、その下面は吸盤状になる。その隆起の左右に一対の黒い眼がある。頭部の後ろはやや狭くなり、胴部に続く。 胴部では、口が全長の2/3後方に、生殖孔は口と後端の間の中央よりやや前寄りにある。 体色は幼いものでは淡褐色から淡紅褐色、大きいものはオリーブ色となる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ビワオオウズムシ」の詳細全文を読む
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