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ピアニカ[ぴあにか]
ピアニカ(PIANICA)は、東海楽器製造及びヤマハが製造・販売する鍵盤ハーモニカであり、両社の登録商標である(商標登録第618501号)。初等教育での音楽教育で多く利用されており、鈴木楽器製作所が製造するメロディオンと並んで、鍵盤ハーモニカの国内二大ブランドとされる〔鍵盤ハーモニカ 浜松市〕。 == 沿革 == 1961年(昭和36年)12月に東海楽器研究所(現在の東海楽器製造)が鍵盤ハーモニカを開発し、「ピアニカ」として発売した〔東海楽器製造株式会社【しずおかの元気な企業】 静岡県〕〔昭和年表|館外授業|博物館学校地域連携教育支援事業 山口県立山口博物館〕。1967年(昭和42年)からは東海楽器製造が製造した「ピアニカ」を、日本楽器製造(現在のヤマハ)がヤマハ(YAMAHA)ブランドで販売するようになった〔ただし、ヤマハは「ピアニカ」の製造・販売を1961年から行っているとしている(学校普及モデルが30年ぶりのモデルチェンジ ヤマハ ピアニカR 『P-32E』『P-32EP』 - ニュースリリース 参照)。〕。1973年(昭和48年)には日本楽器製造が自社開発の「ピアニカ」を発売。これに対して、東海楽器研究所も1985年(昭和60年)からは「ピアニカ」を自社のトーカイ(TOKAI)ブランドで発売し、ヤマハとトーカイの2つのブランドで、それぞれが開発・製造する「ピアニカ」が販売されるようになった〔学校普及モデルが30年ぶりのモデルチェンジ ヤマハ ピアニカR 『P-32E』『P-32EP』 - ニュースリリース ヤマハ株式会社、2014年7月15日〕。 ヤマハの「ピアニカ」は、1978年(昭和53年)秋発売のP-32C/P-34C/P-37Cから中空二重ブローケースを採用〔沿革 羽立工業株式会社〕。このケースは、大きな強度を持つとともに、落とした際等のショックを緩和することができるもので、大ヒットした。なお、蓋が約120度で止まるようになっており、譜面立てとして利用することもできる〔鳴るほど♪楽器解体全書 ハーモニカの雑学 ヤマハ株式会社〕。 ヤマハが製造・販売する学校用のモデルは1984年秋発売のP-32D以来、30年にわたって同じモデルが販売されてきたが、2014年7月に30年ぶりのモデルチェンジが発表され、同10月から新モデルが発売されることになった〔〔ピアニカ、30年ぶりモデルチェンジ ヤマハ 朝日新聞デジタル、2014年7月15日〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ピアニカ」の詳細全文を読む
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