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Peco (ピィコ、ピコまたはペコ) はイギリスの鉄道模型メーカー。 == 概要 == 社名の読みは「ピコ」が一番近いが、同業メーカーでドイツに「PIKO (ピコ) 」があることからそれと区別するため、また日本においては1969年より輸入元の機芸出版社〔「編集者の手帖」『鉄道模型趣味』No.254、560頁〕が「ピィコ」と表記しているため、日本では「ピィコ」と発音・表記することが多い。以下、この項では「ピィコ」で統一する。 1946年、イギリス南西部デヴォン州シートンにてシドニー・プリチャード (''Sydney Pritchard'' ) により創業。鉄道模型用の線路、ストラクチャーなどの製造、および鉄道模型雑誌の発行などを行っている。 「ピィコ」は、製造部門のプリチャード・パテントプロダクト社 (''Pritchard Patent Product Company Ltd '') 、出版部門のピィコ・パブリケーション & パブリシティ社 (''Peco Publications and Publicity Ltd '') 、庭園のピィコラマ (''Pecorama'' ) からなるグループの総称である。 線路は小さいものはZゲージから、大きいものは1番ゲージ、2番ゲージナロー (Gゲージ) まで幅広く展開する。車両は、Nゲージの貨車、蒸気機関車などを製造している。また、キット形式のストラクチャーを手がけている。鉄道模型雑誌は、月刊誌のレールウェイ・モデラー (''Railway Modeller'' ) とコンチネンタル・モデラー (''Continental Modeller'' ) の2種を発行している。 グループ傘下にストラクチャーメーカーのレイショ (''Ratio Plastic Models'' ) 、ウィリス (''Wills Kits'' ) 、K & M TREES があり、ペーパー製ストラクチャーメーカーのメトカリフ (''Metcalfe Models'' ) や、動力車用下回りキットを製造するロムフォード (''Romford Models'' ) などの販売代理店となっている。 ピィコラマと呼ばれる庭園がデヴォン州シートンにあるピィコ本社に隣接して設置されており、その中でビールハイツ小型鉄道がミニSL列車を運行している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Peco」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Peco 」があります。 スポンサード リンク
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