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ピエモンテとロンバルディアのサクリ・モンティ : ウィキペディア日本語版 | ピエモンテ州とロンバルディア州のサクリ・モンティ[ぴえもんてしゅうとろんばるでぃあしゅうのさくりもんてぃ]
ピエモンテ州とロンバルディア州のサクリ・モンティは、イタリアのピエモンテ州とロンバルディア州にあるユネスコの世界遺産登録物件名。 ==概要== サクロ・モンテ( ; 複数形: サクリ・モンティ)は「聖なる山」()を意味する。本物件では北イタリアの9つのサクロ・モンテが世界遺産に登録されている。 サクリ・モンティの造営は、15世紀から16世紀にかけて、エルサレムやパレスチナへの聖地巡礼の代替として始まったといわれている。当時、エルサレムはイスラム勢力下にあり巡礼はほぼ困難であった。1480年頃にバルセシア(Valsesia)のヴァラッロ(Varallo)を見下ろす丘の上に最初の聖山が造営された。 その後、1535年のトリエント公会議の結論を受け、プロテスタントの宗教改革に対抗するため、ヴァラッロをモデルとして、クレーア、オルタ、ヴァレーゼ、オロパ、オッスッチョ、ギッファ、ドモドッソラ、ヴァルペルガの8つの聖山の造営が行われた。特にこれらはミラノ司教カルロ・ボッロメーオの強い支援を受けた。 18世紀以後も、サクリ・モンティの造営は行われた。しかし、このころの建築は宗教動機が薄れたデザインになっている。
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