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ピカルディの三度とは、短調の楽曲の最後が、その調の主和音 (I) でなく、同主調の主和音で終わること。和音の第三音(三度音)を本来よりも半音上げることになる。通常、短調の暗い音響の中で最後だけがひときわ明るく豪華に響くことになる。 例えば、イ短調の主和音はイ - ハ - ホであるが、この内の第三音(ハ)を半音上げて嬰ハとすると、イ長調の主和音イ - 嬰ハ - ホに一致する。この和音を楽曲の最後に置くのである。 しばしば、一旦終止した後に、さらに後付でアーメン終止を行い、この終止和音をピカルディの三度とすることがある。 == 関連項目 == * ショパン - ヨハン・セバスチャン・バッハの影響により、多く取り入れている。 * ドリアの六度 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ピカルディの三度」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Picardy third 」があります。 スポンサード リンク
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