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ピメリン酸(ピメリンさん、)は、炭素数7の直鎖飽和脂肪族ジカルボン酸。化学式はHO2C(CH2)5CO2Hで表される。ピメリン酸の誘導体は、アミノ酸の一種のリシンの生合成に関与する。同じジカルボン酸のアジピン酸より一つ多いメチレン基をもち、ポリエステルやポリアミドの前駆体となる。 シクロヘキサノンとサリチル酸からの合成経路がある〔Snyder, H. R.; Brooks, A. L.; Shapiro, S. H. "Pimelic Acid from Cyclohexanone" and Müller, A. "Pimelic Acid from Salicylic Acid" Organic Syntheses, Collected Volume 2, p.531 (1943).http://www.orgsyn.org/orgsyn/pdfs/CV2P0531.pdf〕 前者の経路では、エノラートと反応するシュウ酸ジメチルから炭素が供給される。 == 関連項目 == * ジアミノピメリン酸 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ピメリン酸」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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