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ピョートル大帝湾[ぴょーとるたいていわん]
ピョートル大帝湾(ぴょーとるたいていわん;ロシア語: ザリーフ・ピトラー・ヴィリーカヴァ)は日本海最大の湾。日本海の北西部、ロシア沿海地方の南部に位置する。湾の奥行きは80km、入口の幅は200kmほどで、中央のムラヴィヨフ半島とルースキー島が湾を東西(東のウスリー湾および西のアムール湾)に分けている。ロシア極東の港湾都市ウラジオストクはムラヴィヨフ半島の先端のアムール湾側(西側)にある。湾に注ぐ最大の河川は、中華人民共和国の黒竜江省から流れる綏芬河で、アムール湾の奥に河口と三角州がある。 湾内部には小さい入り江や半島が入り組み、海岸線の延長は1,500kmにおよぶ。代表的な入り江にはウラジオストク市内の金角湾()およびジオミード湾()をはじめ、北朝鮮国境に近いポシェト湾、ナホトカ市のあるナホトカ湾、ストレロク湾、ヴォストーク湾などがある。湾内の島は、リムスキー=コルサコフ諸島、イェフゲニー諸島など。最大の島ルースキー島はウラジオストク市街の沖にあり、東ボスポラス海峡で本土側と分かたれている。この海峡にはルースキー島連絡橋が建設されている。 湾のうち630平方kmほどは極東海洋保護区に指定されている。湾内には砂浜や夏の別荘、キャンプ場などが多く、特にシャモラ湾は海浜リゾートとして人気が高い。また年に一回ピョートル大帝湾カップというレガッタも開催されるなどレジャーが盛ん。一方で軍港として古くから重要であり、海洋汚染の問題も抱える。 湾の南にあるウラジオストクは不凍港であるが、湾の北部一帯は12月から3月の間、薄い氷に覆われる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ピョートル大帝湾」の詳細全文を読む
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