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ピラルクーの稚魚 : ウィキペディア日本語版
ピラルクー

ピラルクー(学名:''Arapaima gigas'')は、アロワナ目アロワナ科ヘテロティス亜科に属する。現存するアラパイマ属唯一の種である。体長3m以上になり、世界最大の淡水魚の一つに数えられる。別名アラパイマ, パイチェ。伸ばさず単にピラルクとも呼ばれる。英語では、Arapaima もしくは Pirarucu と呼ばれる。
== 形態 ==

成魚の体長は2m~3mほどだが、最大のものは4.5mとも5.2mともいわれる。世界最大の淡水魚として有名で、水族館などでも人気があるが、最大の大きさについては諸説あり、さらに「世界最大の淡水魚」はほかにも数種類が候補に挙げられている状況である。進化において1億年間殆ど姿が変わっていないと考えられ、生きている化石とも言われている。
丸太のような体をしているが、頭は横に、尾は縦に平たい。腹びれ、背びれ、尻びれ、尾びれは体の後半部分に集中してついている。体色は黒から銀色まで個体差があり、成魚では体の後半部分が赤くなるのが特徴である。
現地名の「Pirarucu」という名前も、現地のインディオの言語であるトゥピ語で「魚」を意味する「''Pira''」と、その実から化粧に用いる紅い色素を採取する「''Urucu''」という植物の名を合わせたもので、「紅い魚」の意味である。
口は大きく、舌にはたくさんの突起がついたおろし器のような硬い骨が通っている。アロワナ科魚類の古い分類名「コツゼツ(骨舌)科」はここに由来する。また円形のうろこも硬くてザラザラしており、成魚で直径10cmほどもある。


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ピラルクー」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Arapaima 」があります。



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