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ピンボールの魔術師[ぴんぼーるのまじゅつし]
「ピンボールの魔術師」(原題:Pinball Wizard)は、イギリスのロック・バンド、ザ・フーが1969年に発表した楽曲。メンバーのピート・タウンゼントが作詞・作曲した。ロック・オペラ作品として知られるスタジオ・アルバム『トミー』からの先行シングルとしてリリースされた曲で、『トミー』のストーリーの中に組み込まれている。 == 背景 == 本作の歌詞は、ピート・タウンゼントやプロデューサーのキット・ランバートと親交のあったロック評論家ニック・コーンのアイディアが元になっている〔『ザ・フー全曲解説』(著:クリス・チャールズワース/訳:藤林初枝/バーン・コーポレーション/1996年/ISBN 4-401-70108-9)p.56〕。歌詞はピンボールの腕自慢だった若者の目線で、ピンボールの大会においてロック・オペラ『トミー』の主人公トミー・ウォーカーに敗れる様が歌われており、トミーに与えられた称号がタイトルになっている〔『レコード・コレクターズ増刊 ザ・フー アルティミット・ガイド』p.69(ミュージック・マガジン/2004年)〕。この曲で使われたアコースティック・ギターは、タウンゼントが1968年に購入したギブソンJ-200である〔10 Great Players Who Chose J-200s - ギブソン公式サイト - 2013年11月17日閲覧〕。 シングル・ヴァージョンは、アルバム・ヴァージョンよりもテンポが速められた〔。シングルのB面には、スタジオ・アルバム未収録のインストゥルメンタル「ドッグズ・パート2」が収録されており、この曲の作曲クレジットにはキース・ムーンとメンバーの飼い犬2匹の名前が記載されている〔『ザ・フー全曲解説』p.189〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ピンボールの魔術師」の詳細全文を読む
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