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ピーターラビット(Peter Rabbit)は、ビアトリクス・ポターの児童書に登場する主役キャラクターであり、シリーズ作品の総称ともなっている。「ピーターうさぎ」と翻訳されている場合もある。このキャラクターは擬人化され、明るい青色の上着を着用した姿で描かれている。 1893年9月4日にビアトリクス・ポターが友人の息子に宛てた絵手紙が原型である(同日がピーターラビットの誕生日とされる)。1902年には初の本「The Tale of Peter Rabbit(日本語タイトル:ピーターラビットのおはなし ピーターうさぎ、ピーターうさぎのぼうけん)」が出版される。 ピーターラビットシリーズの累計発行部数は全世界で1億5000万部〔Peter Rabbit in China copyright stew 、BBC、2003年6月23日。(英語)〕を超え、日本の福音館書店版は1200万部〔ピーターラビット“世界に放ち”1世紀 著作権ビジネスの祖 ポターの半生映画化 、フジサンケイ ビジネスアイ、2007年9月14日。〕が発行されている。また第1作の「ピーターラビットのおはなし」の発行部数は全世界で4500万部〔Worker's Press acknowledge Frederick Warne's intellectual property rights 〕を超える。 日本では福音館書店版での「ピーターラビット」という表記が最も一般的なものとなっているが、日本以外の多くの国ではPeter Rabbitを各国の言語に翻訳したタイトルで出版されている。日本でも「ピーターうさぎ」というタイトルの翻訳も存在する(詳しくは後述)。 ==ピーターの登場する作品== ===ピーターラビットのおはなし=== ビアトリクス・ポターの最初の本で、ピーターと彼の家族が紹介された。ある日彼の母は森で遊んでいるピーターと彼の姉妹、フロプシー、モプシー、カトンテールを置いて市場へ出かける。母の言いつけを破ってピーターはマグレガーさんの農場へ忍び込んで、野菜を食べて、マグレガーさんに見つかり、追いまわされる。辛くも逃げ出す事ができたが上着と靴をなくしてしまい、それはマグレガーさんの新しいカカシへ使用された〔益田朋幸『ピーターラビットの謎―キリスト教図像学への招待』によれば、このストーリー全体はキリストの「受難」を忠実になぞったもので「聖衣剥奪」(エル・グレコの作品が有名)も描かれているという。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ピーターラビット」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Peter Rabbit 」があります。 スポンサード リンク
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