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ピーターバラ大聖堂 (Peterborough Cathedral)は、イギリス・ピーターバラにあるイングランド国教会の大聖堂。主教座がおかれ、ペトロ、パウロ、アンデレに献堂されている。3聖人の像が有名なウエスト・フロントの3つの高い切り妻のから見下ろしている。アングロサクソン時代に建造され、建物は主に12世紀に再建された際採用したノルマン様式建築である。ダラム大聖堂、イーリー大聖堂同様、12世紀の重要な大聖堂の一つ。拡張と再建が過去になされたにもかかわらず、無傷なままで残っている ピーターバラ大聖堂は、堂々たる初期イングランド・ゴシック様式の西正面ファサードで知られる。前例のない三つの巨大なアーチがある。外観はわずかに非対称で、2本の塔のうち1つはファサード後方に建ち未完成のままだが、これは遠くからしか見えず、大聖堂へ入ろうと近づくと西ファサード正面の効果は圧倒的ですらある。 == 歴史 == === サクソン時代 === 教会の原型は、マーシア王ピアダにより655年に中部イングランドのキリスト教化された最初の中心として、『ミードシャンプステッド修道院』として設立された。〔 〕 教会に付随した修道会の定住地は、870年にヴァイキングに破壊されるまで賑わっていた。 10世紀半ば、再建されたイーリー大聖堂とラムジー修道院のように修道院が再建され、ベネディクト会派の修道院が作られ、966年にウィンチェスター司教エセルウォルドによって寄付が成された。周辺にある所領のおかげで富み、第2の塔が付け足された西側には側廊を見られる、費用のかけられた建物が並ぶ。最初中央にあった塔は建設当初の原型をとどめている。 バラと呼ばれた場所はペテロに捧げられ、そのために修道院を取り巻く町はすぐにピーターバラという名前になった。信仰共同体は、カンタベリー大司教ドゥンスタンにより972年によみがえった。〔 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ピーターバラ大聖堂」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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