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ピーターマリッツバーグ : ウィキペディア日本語版 | ピーターマリッツバーグ
ピーターマリッツバーグ (Pietermaritzburg)は、南アフリカの都市。クワズール・ナタール州の州都で、州第2位の都市。一般にはマリッツバーグ(Maritzburg)またはPMBと短縮して呼ばれる。クワズール・ナタール大学があり、材木、アルミニウム、乳製品の主要生産地である。1991年の人口は228,549人であったが〔1991 Census〕、現在の概算では350,000人から500,000人の間とされている。 == 概要 ==
=== 州都の地位 === 1994年にアパルトヘイト政策が終わるより前に、ピーターマリッツバーグはナタール州の州都となっていた。南アフリカで最初に行われたアパルトヘイト後の総選挙で、インカタ自由党(en、略称IFP)が多数を占める結果となり、ピーターマリッツバーグは、かつてのズールーランドであるウルンディを含む新設されたクワズール・ナタール州の州都となった。ピーターマリッツバーグは立法上の州都となり、ウルンディが行政上の州都となった。IFPは強力な親ズールー主義者で、イギリス=ズールー戦争(en)でイギリスに敗退した際にズールー王国の首都であったウルンディを望み、アパルトヘイト後の州都としたのである。ウルンディは、かつてのバントゥースタンの首都クワズールも持ち、現在のクワズール・ナタール州の一部とした。しかし、ウルンディは州政府を置くには深刻なインフラストラクチャー不足であり、アフリカ民族会議(略称ANC)と南アフリカ民主党という州の2大政党は、ピーターマリッツバーグのみが単独で州都であるとしている。2004年の選挙でANCが勝利するとこの討論は終わり、ピーターマリッツバーグがクワズール・ナタールの単独の州都となった。この結果、州政府の幾つかの機関が再度ピーターマリッツバーグへ移管されることになった。これは地域の積極的な発展として一般に歓迎された。2004年以降、市中心部のビルの建て替え、小売業の拡散、郊外での住宅建設増加などが牽引となり、公からも民間からも市へ投資が進むことになった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ピーターマリッツバーグ」の詳細全文を読む
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