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ファイヤーマン
『ファイヤーマン』は、1973年(昭和48年)1月7日から同年7月31日まで日本テレビ系列局 (NNS) で放送された特撮テレビ番組、およびその劇中に登場する巨大変身ヒーローの名前である〔企画段階のNG稿では「レッドマン」、変身に使用するアイテムも「レッドスティック」と呼ばれていた。〕〔英語圏ではMagma Man(マグママン)と呼ばれるが、これはfiremanは英語で「消防士」の意味に取られてしまうからである。なお、fireman(消防士)という単語は、現在ではポリティカル・コレクトネスによりfirefighterと表記される機会が多くなっている。〕。円谷プロダクションと萬年社の共同製作。全30話。 == 概要 == 『ウルトラマンタロウ』や『ジャンボーグA』などと同様に円谷プロ創立10周年記念番組として製作された作品。制作当初の方針は「怪獣特撮番組の原点に還る」だった〔 企画書より。〕。しかし、視聴率は平均6 - 7%台と低迷した〔『ファンタスティックコレクション No.16 ミラーマン ジャンボーグA ファイヤーマン 華麗なる円谷特撮の世界』(朝日ソノラマ・1979年) p.28 - 29〕。そのテコ入れとして第13話より放送枠が火曜日19時台に変更され、オープニングのタイトルバックを一新(アバンタイトルとしてファイヤーマン対怪獣のハイライトシーンも挿入)。さらに第17話と第18話の九州ロケ編(ファイヤーブレスレット、新技ファイヤーダッシュが登場)を経て、コミカルな宇宙怪獣を登場させたり、山村を舞台にした牧歌的な描写を増やすなどの策が取られた。しかし視聴率が向上することはなく、作品の独自性も薄れる結果となり、7か月で打ち切られた。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ファイヤーマン」の詳細全文を読む
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