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ファウスティナ・ミノル : ウィキペディア日本語版
アンニア・ガレリア・ファウスティナ・ミノル

アンニア・ガレリア・ファウスティナ・ミノル(, 125年2月12日 - 175年)は、第15代ローマ皇帝アントニヌス・ピウス(在位:138年 - 161年)と皇妃ファウスティナ・マイヨル(大ファウスティナ)の長女。母と同名であることからファウスティナ・ミノル小ファウスティナ)と呼ばれた。
父の命により従兄である第16代皇帝マルクス・アウレリウス・アントニヌスと結婚、皇女ルキアと皇太子コンモドゥスの姉弟を儲けた。
歴史家たちからは、ローマにおける理想的な女性像との違いから否定的に記述される場合が多い。しかし国の要である軍団兵の間では絶大な人気があり、父アントニヌスや夫アウレリウスからも深く愛され、死後に神殿に女神として祀られた。
==生涯==

===生い立ち===
五賢帝の4人目であるアントニヌス・ピウス帝の次女として生まれる。母の大ファウスティナも執政官を務めた大貴族マルクス・アンニウス・ウェルスの娘で、トラヤヌス帝の姉マティルダの孫でもあった。
また、母方のウェルス家は後の夫で皇帝マルクス・アウレリウスアンニウス・ウェルス)の出身一族であり、アントニウスの父マルクス・リボ・ウェルスと大ファウスティナは実の兄妹であった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「アンニア・ガレリア・ファウスティナ・ミノル」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Faustina the Younger 」があります。



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