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ファミコン名人[ふぁみこんめいじん]
ファミコン名人(ファミコンめいじん)は、主にファミコン全盛期の1980年代にファミリーコンピュータ(ファミコン)用ゲームの実演を仕事として行なった者の尊称。 ==概要== ファミコン全盛期には多くの名人達が登場したが、もっとも有名なのは高橋名人と毛利名人である。この2人は、1985年に開催されたハドソンのキャラバンで、南北それぞれのキャラバン隊長を務め(高橋が南キャラバン、毛利が北キャラバンを担当)、その際に名人と紹介されたことで全国に名が知られるようになった。1986年には高橋名人と毛利名人の対決を描いた「GAME KING 高橋名人VS毛利名人 激突!大決戦」という映画も作られ、子どもたちに大きな熱狂を巻き起こした。 また、両名人の人気にあやかり、バンダイの橋本名人、ナムコの河野名人、テクモの辻名人などが、雨後の竹の子のように現われた。多くの場合は「ゲームが特別に上手な人」という訳ではなく、各社の営業担当者である。そのため、中には広報活動が主でゲームプレイの腕は「名人」に相応しくない者もおり、「元々ゲームは得意ではないが、会社の命令で無理矢理やらされていた」と語る者もいた〔『電撃PlayStation』 2012年4月26日号〕。 名人は当時のファミコン少年のあこがれの的で、高橋名人は『月刊コロコロコミック』に、橋本名人は『コミックボンボン』に度々登場していたため知名度も高かったが、一方でファミコンブームの衰退と共に名人の人気も衰えていった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ファミコン名人」の詳細全文を読む
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