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ファルハドダム (ラテン文字:Farkhad Dam, Farhad Dam、、別名:Dam-16) はウズベキスタンとタジキスタンの国境にある、シルダリヤ川を利用したダムである。ウズベキスタン、タジキスタン両国において水力発電、灌漑用水供給に使用されている。直近のウズベキスタン側の都市はシルダリヤ州のシリン、タジキスタン側の都市はタジキスタンのホジェンドである。ファルハドダムはナルイン・シルダリヤ人工滝を作り出している。ダムのコントロールはタジキスタンが行なっているが、ダムを利用した水力発電所はウズベキスタン側にあり、ウズベクエネルゴが運営を行なっている〔 〕。 == 歴史 == ファルハドダムの建設は第二次世界大戦中の1942年に決定された。ダムの設計はが行い、ファルハドストロイ ()により建設された。実際の建設作業は強制連行されてきたドイツ人や日本人捕虜によって行われており、シベリア抑留によりウズベク・ソビエト社会主義共和国やタジク・ソビエト社会主義共和国に連行されてきた日本人捕虜が多数ダムの建設に関わった。1948年2月18日、最初の水力発電施設が完成、1949年に建設が完成した。1959年、2基の水力発電施設の改修が完成した。 1933年、タジク・ソビエト社会主義共和国からウズベク・ソビエト社会主義共和国へと40年間の契約でダムと貯水池の使用権に関する賃貸契約が結ばれた。しかし、1944年に国境線の変更がなされ、これが領有権問題を引き起こすことになった。タジキスタンが軍事作戦によりダムを勢力下に置いた2002年まで、ダムはウズベキスタンが実効支配している状態だった〔 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ファルハドダム」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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