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ファンコーニ症候群[ふぁんこーにしょうこうぐん]
ファンコーニ症候群(ファンコーニしょうこうぐん)は、腎臓の近位尿細管の疾患で、ブドウ糖、アミノ酸、尿酸、リン酸、炭酸水素塩が再吸収されずに尿中にそのまま排泄されるものである。ファンコーニ症候群は、原尿が糸球体で濾過されてから最初に通過する部位である近位尿細管に影響を及ぼす。遺伝性のものや、薬剤性、重金属によるものがある。〔Fanconi Syndrome at Merck Manual Home Health Handbook〕 == 解説 == ファンコーニ症候群は、その型によって近位尿細管に及ぼす影響が異なり、合併症も異なる。炭酸水素塩の逸失はタイプ2すなわち近位尿細管性アシドーシスをもたらす。リン酸の逸失は、リン酸が骨形成に必要な物質であるがために、ビタミンDやカルシウムが十分量ある場合でも、くる病をもたらす。.
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ファンコーニ症候群」の詳細全文を読む
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