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『魔法のステージ ファンシーララ』(まほうのステージ ファンシーララ)は、ぴえろ制作の魔法少女アニメの一つ。全26話。 == 概要 == ぴえろ魔法少女シリーズの第5作。前作『魔法のアイドルパステルユーミ』から12年を経て登場し、放送当時「ぴえろ創立20周年記念作品」、「ぴえろ魔法少女シリーズ開始15周年記念作品」として大々的に宣伝された。アイドルの大森玲子が主役声優と主題歌を担当したが、大森の所属事務所・ホリプロは本作の製作に関与していない。 1998年4月5日から同年9月27日まで、テレビ大阪を制作局としてテレビ東京系で日曜日9時30分から10時00分(JST、以下同じ)に放送された。日曜日9時30分から10時00分のテレビ大阪制作枠は、1989年6月にパソコン情報番組『パソコンサンデー』が終了して以降、トーク番組やドキュメンタリー、紀行番組などが放送されていたが(テレビ大阪制作日曜朝9時30分枠のアニメ#概要も参照)、本作からは読売広告社が代理店を務めるアニメ枠となり、2011年3月終了の『最強武将伝 三国演義』に至るまでに約13年間続いた。 本作は1986年から文具商品で展開された『魔法のデザイナーファッションララ』と『魔法のステージ アイドルココ』が原型となっている。1988年にはこの『ファッションララ』を原作としたOVA『ハーバーライト物語』も製作され、当時は同作がシリーズ5作目と宣伝された。しかし現在、ぴえろの公式サイト上では1998年製作の本作品を5作目の扱いとし、『ファッションララ』、『アイドルココ』との直接的な関連も否定している。 主人公が魔法で変身し、アイドルとして芸能界を舞台に活躍する点は『魔法の天使クリィミーマミ』および『魔法のスターマジカルエミ』、魔法のアイテムがペンである点は『魔法のアイドルパステルユーミ』のコンセプトを受け継いでいる。また、ララに変身して服などを変えることで様々な姿に扮しており、『魔法の妖精ペルシャ』のようなコスプレ的な要素も含まれている。作風としては、『エミ』同様に日常描写を掘り下げて描いており、魔法を使って変身するシーンなども回が進むにつれ省略されることが多くなっていった。 前作まで行われていた玩具メーカーとのタイアップは本作では行われておらず、放送当時のタイアップ商品は『ファッションララ』で提携していたセイカから文具が販売された程度だった。 シリーズ構成を担当した望月智充は放送期間の延長も想定して4クール(52話)の放送も視野に入れたストーリーを構想していた〔望月智充公認ファンページのコーナー「ともみの真実 連載11回」での望月へのインタビューより。〕が、視聴率が最高4.7%、最低1.8%、平均2.7%と振るわず、玩具メーカーとのタイアップもなかったために結局2クール(全26話)で終了した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「魔法のステージファンシーララ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Fancy Lala 」があります。 スポンサード リンク
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