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ファントムギフト : ウィキペディア日本語版
ザ・ファントムギフト
ザ・ファントムギフト1984年 結成 - 1989年 活動停止 / 2003年 再結成)は、日本のニュー・ウェイヴロックバンドである。1980年代のデビュー当時「ネオGS」ムーブメントの中心的存在として知られる。
== 略歴・概要 ==
1984年(昭和59年)、結成する。当時はザ・ダイナマイツの『トンネル天国』(1967年)、日本の60's GSおよび欧米の『60's サイケ/ガレージ・パンク』の埋もれた曲などをレパートリーとしたGS&ガレージ・パンクのカヴァーバンドであった。自主制作盤として、1985年(昭和60年)に『ジェニーは嘘つき』、1986年(昭和61年)に『夜空に消えたシンデレラ』をPLAYMATE RECORDSからそれぞれリリースした〔#外部リンクのナポレオン山岸公式サイト内の「profile」の項の記述を参照。〕。
1987年(昭和62年)3月10日、自主制作サード・シングル(EP)『魔法のタンバリン』を高護率いるソリッドレコードからリリース〔、同年、MIDIからアルバム『ザ・ファントムギフトの世界』が発売され、メジャーデビューを果たす〔。同年、小西康陽と共同アレンジしたシングル『ハートにOK! / 太陽とベロニカ』が発売される〔が、レコーディングされたセカンド・アルバム『ザ・ファントムギフトの奇跡』は発売が見送られ、メジャーからのリリースはこの1枚のみとなった。
1988年(昭和63年)6月25日、ソリッドレコードから発売されたコンピレーション・アルバムソリッドレコード夢のアルバム』に参加、ドラムスのチャーリー森田が新曲『ドゥビ・ドゥビ』を書き下ろし、泉アキをリードボーカルに迎え、アレンジと演奏、コーラスを同バンドが行った〔「ソリッドレコード夢のアルバム」の項の記述、ならびに同アルバム同梱のブックレットの記述を参照。〕。
1989年(平成元年)、ピンキー青木の脱退とともに活動を停止した。
1993年(平成5年)10月21日、MIDIがファーストアルバム『ザ・ファントムギフトの世界』をCD再発売する。
2003年(平成15年)11月15日、幻のセカンド・アルバム『ザ・ファントムギフトの奇跡』に未発表レア・トラックを収録した同名のアルバムがソリッドレコードより発売され、同年12月13日、再結成ライヴを行った。
『魔法のタンバリン』は、1995年(平成7年)にサリー久保田率いるLes 5-4-3-2-1が、2007年(平成19年)にはおなじくサリー・ソウル・シチュー中島優美GO!GO!7188)をリードボーカルに迎えてカヴァーしている。後者が収録されたアルバム『宇宙でランデヴー』では、『ハートにOK!』も平山みきをリードボーカルに迎えてカヴァーした。またデビュー・シングル『ジェニーは嘘つき(Jenny The Deceiver)』は2000年ピンキー青木率いるLA MONSTER VIOLENTAによってセルフ・カヴァーされオーストラリアで7インチEPアナログ盤としてリリース、2007年リリースのピンキー青木名義のソロ・アルバム『Unknown Goldmine(Psych up records PSY6901 CD)』にも収録された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ザ・ファントムギフト」の詳細全文を読む



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