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デジタル回路(デジタルかいろ)は、回路上で2つの不連続な電位範囲を情報の表現に用いる電子回路で、論理回路の実現法のひとつである。電位帯内であれば信号の状態は同じものとして扱われる。信号レベルが公差、減衰、ノイズなどで若干変動したとしても無視され、いずれかの状態として扱われる。 通常は2つの状態をとり、0Vに近い電圧と5Vや3V、1.2Vといった電源電圧に近い電圧で表される。これらはそれぞれ「」「」、又は「L」「H」と表現される。一般には を0や偽、 を1や真に対応させることが多い(正論理)が、諸事情により逆に対応させる(負論理)こともある。以上はトランジスタベースの現在広く使われている回路の場合で、真空管による回路など、電圧や方式は他にも多種ある。 アナログ回路と対称の概念として扱われる。 ==概要== 正確に連続な値の変化を再現する必要がなく、いくつかの既知の状態だけを扱えばよいので、アナログ回路よりも容易で便利である。 基本的なデジタル回路は、(論理積)、(論理和)、(論理反転)といったブール論理関数を行なう回路が複雑に組み合わされたものである。論理設計の観点におけるデジタル回路に関する基本的な説明は、論理回路の項を参照されたい。 デジタル回路は、その機能に応じて様々な回路が考案されている。以下の代表的なデジタル回路については、それぞれの項目に詳細な説明があり汎用ロジックICにこれらの製品に関する説明がある。 *フリップフロップ *カウンタ *プログラマブル・カウンタ *シフトレジスタ *位相同期回路 *加算器、乗算器 *デジタル-アナログ変換回路 *アナログ-デジタル変換回路 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「デジタル回路」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Digital electronics 」があります。 スポンサード リンク
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