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ファン・カルロス・サルガド（Juan Carlos Salgado、男性、1984年12月20日 - ）は、メキシコのプロボクサー。メキシコシティ出身。第38代WBA世界スーパーフェザー級王者。第28代IBF世界スーパーフェザー級王者。 イグナシオ・ベリスタインの門下生。 == 来歴 == 2003年3月13日、プロデビュー。 2009年10月10日、国立代々木第二体育館でWBA世界スーパーフェザー級王者ホルヘ・リナレス（ベネズエラ・帝拳）に挑戦し、初回左フックでダウンを奪うと、さらにラッシュで2度目のダウンを奪い、1分13秒TKO勝ちで王座を獲得した〔大番狂わせ！ リナレス倒れた！ WBA世界S・フェザー級戦 ボクシングニュース「Box-on!」 2009年10月11日〕。リナレスはプロキャリア初黒星となった。この試合は2009年度のリングマガジン アップセット・オブ・ザ・イヤーに選ばれた。 2010年1月11日、東京ビッグサイトで同級3位の内山高志（日本・ワタナベ）と対戦し、最終12回に1度ダウンを奪われた後にラッシュを浴び、TKO負け。プロキャリア初黒星を喫するとともに王座から陥落した〔内山－サルガド詳報／ボクシング 日刊スポーツ 2010年1月12日〕。試合後は完敗を認め新王者の内山を称えた〔完敗サルガド「内山うまい」／ボクシング 日刊スポーツ 2010年1月12日〕。 2010年6月26日、シナロア州ロスモチスでグアダルペ・ロサレス（メキシコ）とライト級10回戦の再起戦を行う。4回、プッシュ気味に相手を押し倒したことで1点減点されたが、その後の集中打で相手を追い込み4回1分22秒TKO勝ち〔 ボクシングニュース「Box-on!」 2010年6月28日〕。 2011年9月10日、ハリスコ州グアダラハラでIBF世界スーパーフェザー級王座決定戦を同級1位アルヘニス・メンデス（ドミニカ）と争い、試合は7回までポイントを重ね優位に進めるも、8回からメンデスの反撃が始まり、最終12回には連打を食いダウンを奪われフラフラの状態になりあわや内山戦の再現かと思われたがクリンチでなんとか逃げ切り判定へ、採点の結果は12回3-0(115-110、2者が114-112)の小差判定勝ちでWBAに続く王座獲得に成功した〔内山に敗れたサルガド、IBFで再び世界王座に スポニチアネックス 2011年9月12日〕。 2011年12月10日、シナロア州ロスモチスでミゲール・ベルトランと対戦。2回の攻防の最中、偶然のバッティングによりサルガドが左目蓋をカット。その後ドクターの検診により続行不可能と判断され、2回ノーコンテスト（無効試合）となり初防衛に成功した〔サルガドV1戦は無効試合 IBF・J・ライト級 ボクシングニュース「Box-on!」 2011年12月11日〕。 2012年4月28日、キンタナ・ロー州カンクンでIBF世界1位のマルティン・オソリオ（メキシコ）と指名試合。2回と3回にダウンを奪い好スタートを切ったが、5回に左目をカットしてしまい以降は大量の出血に悩まされ、さらにオソリオの反撃により後半は大苦戦するが前半の貯金により2-0の判定勝ちで2度目の防衛に成功した〔 ボクシングニュース「Box-on!」 2012年4月29日〕。 2012年8月18日、プエブラで元WBA世界フェザー級王者ジョナサン・ビクター・バロス（アルゼンチン）と対戦。サルガド自身左目尻から出血してしまうが12回を上手く戦い3-0の判定勝ちで3度目の防衛に成功〔サルガドV3 次はガンボア戦有力 ボクシングニュース「Box-on!」 2012年8月24日〕。 2013年3月9日、カルフォルニア州コスタメサのザ・ハンガーでアルヘニス・メンデスと再戦し、左フック一撃で失神し4回45秒KO負けでIBF4度目の防衛に失敗し、王座から陥落した〔 ボクシングニュース「Box-on!」 2013年3月10日〕。 2014年10月22日、国立代々木第二体育館で元2階級制覇王者粟生隆寛（日本・帝拳）と対戦するが、0-3の判定負けを喫し王座陥落から3連敗となった〔 Boxing News 2014年10月22日〕。 2015年1月31日、ハイロ・ロペスと対戦し10回1-2の判定負けを喫し4連敗となった。 2016年3月26日、メキシコシティのアリーナ・コリセオでWBCインターナショナルライト級シルバー王者のダンテ・ハルドンと対戦するが12回3-0(118-110、117-112、116-112)の判定負けを喫し5連敗となった〔 Boxing News 2016年3月28日〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』 ■ウィキペディアで「ファン・カルロス・サルガド」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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