|
『フィアリーブルーの伝説』(フィアリーブルーのでんせつ)は、中山星香による日本の漫画作品。 第1部が秋田書店「プリンセス」で1982年11月号〜1983年2月号まで連載された。その第2部を『はるかなるフィアリーブルー』というタイトルで1983年12月号〜1984年4月号まで連載された。後日談の『銀灰色幻想』が「ペンギンカフェ」1984年2月号に掲載された。 プリンセス・コミックスからタイトルを統一して『フィアリーブルーの伝説』全2巻、双葉文庫から後日談「銀灰色(フィアリーブルー)幻想」を改題〔ペーパームーン・コミックス『蒼空(そら)にある林苑(もり)II ALTODIAS』にも収録されているが、ここでは雑誌同様に旧題のままである。〕して「銀青色(フィアリーブルー)幻想」とし収録し、『フィアリーブルーの伝説』を改題して完全版『銀青色(フィアリーブルー)の伝説』が刊行された。 == 概要 == 鳥の民ティンタスのファリオン皇子と森の民エル・カルーのエリ・エゼル王女の遺児、アイオン・エル・ファリドの生涯のプロローグを彩る悲劇。 血みどろの争いをやめようとしない2つの種族の醜い争いに激怒した神々の罰であるかのように、争ったままでは滅亡してしまう大きな運命「大寒期」が襲いかかろうとしていた。すべてを凍てつかせ氷獄と化す故郷の森に別れを告げねばならぬ試練が迫っていた。 愛する人より短い生を精一杯に生き彼女を愛し理解することに全身全霊を傾ける若き王と300年の古き寿命に鳥籠の生を疎むも短き命を拒絶する愚かな女王。自身より先に逝く者を忌避し"古いティンタス"を内面に抱える弱い心ゆえに愛している筈の森の若き国王を裏切った時、悲劇の歯車が廻り始めた。 愛を弄んだ大罪を神々に裁かれたリン皇女は愛の再生と贖罪の時間を許されず、アイオンを遺して絶命するという厳罰に処され、かくしてアイオンは愛する人のいない現実を孤独に生きることになる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「フィアリーブルーの伝説」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|