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フィブロネクチンIII型ドメイン : ウィキペディア日本語版 | フィブロネクチンIII型ドメイン[ふぃぶろねくちん さんがた どめいん]
フィブロネクチンIII型ドメイン(フィブロネクチン さんがた ドメイン 、FNIII、FN3)は、最初、フィブロネクチン(タンパク質)内部のポリペプチドの繰返し構造として発見された。その後、他の細胞外マトリックスタンパク質に類似ドメインがあること、たくさんの動物タンパク質に類似ドメインがあること、生物種を越えた酵母、植物、細菌に類似ドメインがあることから、進化の過程で保存されたタンパク質ドメインの1つだと考えられている。 1つのフィブロネクチンIII型ドメインは、アミノ酸約100個からなる安定した構造である。βサンドイッチ(β-sandwich)構造を持ち、免疫グロブリンドメインと似ている〔Explanation of all-beta topologies : 1996 Birkbeck College (University of London) Advanced Certificate in The Principles of Protein Structure Using the Internetn SCOP classification.(英語)2014年3月20 閲覧〕。 == 用語 == ドメイン(domain)という用語は、もう少し大きいかたまりに対して用いることが多い(例:ヘパリン結合ドメイン)。この場合、本項目に該当する用語は、「モジュール(module)」、あるいは「繰返し(repeat)」の方が妥当である。その場合、1つのドメイン(domain)は数個の「モジュール(module)」(あるいは「繰返し(repeat)」)で構成されることになる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「フィブロネクチンIII型ドメイン」の詳細全文を読む
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