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フィリップ・セス(Philippe Saisse, 1957年 - )は、フランス出身のスムーズジャズ、ニューエイジ・ミュージックのキーボーディスト、音楽プロデューサー、ベーシストである。 マルセイユ生まれ、パリ育ち。パリの音楽学校で学んだあと、奨学生の資格で米国・ボストンにあるバークリー音楽大学に進学した。ゲイリー・バートンの庇護を受け、アル・ディ・メオラの''Splendido Hotel''でデビューした。またフェリシア・コリンズやデヴィッド・ボウイなどのミュージシャンと共演したり、デイヴィッド・サンボーンのために曲を書いたりした。 ユニットとしてはギタリストのナイル・ロジャースと組んだ「アウトラウド」、同じくギタリストのランディ・フレディリックスと組んだ「ドッペルギャンガー」での活躍が有名である〔T-SQUARE and FRIENDS・1995年9月21日発売のアルバム『Miss You In New York』内の松下佳男によるミュージシャン紹介による。〕。 1988年から1990年までの2年間にわたり、米国・NBCテレビで深夜に放送されていた音楽番組「Sunday Night」の番組内バンド "The Sunday Night Band" の一員として活躍した〔"Sunday Night" episodes #104 (1988), #113 (1989), #114 (1989), #121 (1989)〕。 また伊東たけしや角松敏生などのアルバムをプロデュースしたり〔、キーボーディストとして堀井勝美プロジェクト〔1998年のアルバム『Biue Waters』〕やT-SQUARE〔『Miss You In New York』〕の作品に参加するなど、日本人アーティストとの共演も数多い。 活動拠点はニューヨークに移しており、ソロ作はゆっくりとしたペースで制作している。日本のJVCからはアコースティック・トリオとして3枚のアルバムをリリースしており、ランデヴーに移籍してからはトリオ名義としてカバー・アルバムをリリースしている。2007年にはバークリー時代からの友人、カート・ファークァーの勧めで、拠点をロサンゼルスに移す。TOTOのメンバーとしても知られるドラマーのサイモン・フィリップスと再開し、彼の紹介でベーシストのピノ・パラディーノと出会う〔''At World's Edge''国内版ライナーノーツより〕。2009年に彼らを迎え、''At World Edge''をコーチよりリリースした。同年にこの3人がフィリップ・セス・トリオとして来日公演をし、ビルボードライブ東京でライヴを行った。この時の模様が収録されたライヴ・アルバム''PSP Live''を彼らの頭文字ととったPSP(Philippe Saisse/Simon Phillips/Pino Palladino)名義で翌年にリリースされる。 ==ディスコグラフィ== 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「フィリップ・セス」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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