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フィリップ・マクドナルド : ウィキペディア日本語版 | フィリップ・マクドナルド フィリップ・マクドナルド(Phillip MacDonald、1900年11月5日 - 1980年12月10日)は、イギリスの推理作家。ロンドン生まれ。祖父は児童向けファンタジー作家のジョージ・マクドナルド、父は作家のロナルド・マクドナルド、母は女優のコンスタンス・ロバートソン。オリバー・フレミング、アンソニー・ローレス、マーティン・ポーロック、W・J・スチュアートなど複数の筆名を使用した。 == 経歴 == 1900年11月5日、イギリスロンドンに生まれる。第一次世界大戦中は、メソポタミアで英国騎馬隊で軍馬の調教に従事した。1924年刊行の『鑢』が注目を集め専業作家となる。同作をはじめ『Xに対する逮捕状』『エイドリアン・メッセンジャーのリスト』ほかアントニー・ゲスリン大佐が探偵役をつとめる作品が代表作である。作家のF・ルース・ハワードと結婚した後、1931年に渡米しハリウッドで脚本家として活動を始める。ラジオやテレビの脚本も多数手がけた。1953年と1956年にエドガー賞の最優秀短編賞を受賞した。 映画の脚本は自身の著書を原作としたものだけでなく、中国系の刑事チャーリー・チャンシリーズ(アール・デア・ビガーズ原作)、日本人ミスター・モトシリーズ(J・P・マーカンド原作)などのオリジナル脚本も多く執筆した。ダフネ・デュ・モーリアの小説「レベッカ」の脚色も手がけ、それをもとに同映画(アルフレッド・ヒッチコック監督)の脚本を仕上げたロバート・E・シャーウッドらはアカデミー脚色賞にノミネートされた。 1980年12月10日、カリフォルニア州ロサンゼルスのウッドランドヒルズにて死没。
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