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フィリピの信徒への手紙 : ウィキペディア日本語版 | フィリピの信徒への手紙[ふぃりぴのしんとへのてがみ]
『フィリピの信徒への手紙』(ふぃりぴのしんとへのてがみ)は新約聖書中の一書で使徒パウロがフィリピ(ピリッポイ)のキリスト者共同体にあてた書簡。『フィリピ人への手紙』『フィリピ書』『ピリピ人への手紙』『ピリピ書』また脚注などでは、とりわけ章節を伴う出典参照において、しばしば「フィリピ」等と略記される。 == 著者 == 『フィリピの信徒への手紙』(以下『フィリピ書』)の著者がパウロであるということについては古代以来、現代の聖書学者にいたるまで一貫して広く受け入れられている。ただ2:5-11の部分のみは後代の加筆であろうと考えられているが、聖書学者によってはこの部分は初代教会で用いられていた賛歌をパウロが引用したとも考えている。伝承では、パウロがこの手紙を書いたのは紀元61年の終わりから62年のはじめにかけてローマで獄中にあった時期であったとされてきた。 彼がこの手紙を書いた時,パウロはローマ皇帝護衛隊のもとに拘禁された囚人だったが,彼の周囲ではかなり大々的なクリスチャン活動がなされていた。彼は,カエサルの家の信徒たちからのあいさつのことばでこの手紙を結んでいる。こうした点を総合して,この手紙はローマで書かれたと判断できる。
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