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フィリピン海溝[ふぃりぴんかいこう]
フィリピン海溝(フィリピンかいこう Philippine Trench)とは、フィリピン諸島のルソン島南東からミンダナオ島の東を経て、インドネシアのハルマヘラ島の北東沖に達する海溝〔GEBCO/NOAA gazetteer(地名辞典) > Philippine Trench 〕。別名として、ミンダナオ海溝(Mindanao Trench / Mindanao Deep)〔Philippine Trench - Encyclopaedia Britannica 〕やエムデン海溝(Emden Trench)がある〔第21回SCUFN,P12 〕。 エムデンの名称は、1927年4月にドイツ海軍巡洋艦エムデンが、当海域において音響測深により水深計測を行い、深海であることを示したことにちなんでいる〔Physics of the Earth,National Academies,P38,1932年 〕。国際名称としては、2008年に開催された大洋水深総図(GEBCO)の第21回海底地形名小委員会(SCUFN)において、フィリピン海溝(Philippine Trench)とされ、エムデンの名称は、エムデン海淵(Emden Deep)として整理された〔。 最深部の深さは1万mを超えるとされる。ユーラシアプレート(スンダプレート)とフィリピン海プレートの境界でもあり、フィリピン海プレートがユーラシアプレート下に沈みこんでいる〔フィリピン地震火山監視能力強化と防災情報の利活用推進プロジェクト,国際協力機構,2009年 〕。 == 脚注 ==
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