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フィルム・デュ・キャロッス : ウィキペディア日本語版 | レ・フィルム・デュ・キャロッス レ・フィルム・デュ・キャロッス(仏語:Les Films du Carrosse、豪華四輪馬車の映画社の意)は、フランスの映画製作会社。映画監督フランソワ・トリュフォーによって設立され、トリュフォー監督作の大半およびジャン=リュック・ゴダール監督作のうち数本を製作した。 == 来歴・概要 == 1957年、フランスの大手配給会社コシノールの社長令嬢と結婚したトリュフォーは、妻の父の援助を得て同社を設立、社名はジャン・ルノワール監督の映画『黄金の馬車』(Le Carrosse d'or 1953年)へのオマージュをこめて命名された。設立第一作はトリュフォーの短編映画第2作『あこがれ』。 1958年、同社は、第2作として18歳のベルギー人監督ハリー・クメル(Harry Kümel、1940年 - )、脚本ジャン・コクトーによる短編映画『''Anna la bonne''』を製作、同1958年同社にとってもトリュフォーにとっても長編第一作となる『大人は判ってくれない』をSEDIF(コシノールの子会社)とともに共同製作、翌1959年5月4日フランスで公開、大ヒットを記録する。
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