|
フィンランド公()は、1284年から1606年までのスウェーデン=フィンランド(スウェーデン王国)におけるフィンランドの領主としての称号。 北方十字軍後期にフィンランド南部を勢力下に治めたスウェーデンの王族及び貴族によって使用されたが、1581年にフィンランド公に代わり、フィンランド大公が君主号として用いられるようになったため、1606年を最後に使用されることはなくなった。フィンランド公ヨハン(後のスウェーデン王ヨハン3世)は、城塞トゥルク城に居を構え、トゥルクは事実上、フィンランド公領の首都として機能していた(トゥルクは、カトリック教会の司教座が置かれており、古くからフィンランドの中心都市でもあった)。 == 主なフィンランド公 == * ベンクト・ビルイェルッソン(1284年 - 1291年) - スウェーデン王ビルイェル・ヤールの子 * ヴァルデマール・マグヌッソン(1302年 - 1317年) - スウェーデン王マグヌス3世の子 * ベンクト・アルゴットソン(1355年 - 1357年?) - スウェーデン王マグヌス4世寵臣 * ヨハン3世(1556年 - 1568年) - スウェーデン王グスタフ1世の子 * エステルイェートランド公ヨハン(1590年 - 1606年) - スウェーデン王ヨハン3世の子 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「フィンランド公」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|