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フェアバーン・システム : ウィキペディア日本語版 | フェアバーン・システム
フェアバーン・システム(英語:''Fairbairn System'')とは、時期によって異なるウィリアム・E・フェアバーン(William E Fairbairn、1885年 - 1960年)が編み出した格闘術の総称である。 ==概要== ウィリアム・E・フェアバーンが指導した格闘術(所謂「フェアバーン・システム」)は時期によって内容が異なり、初期の護身術の要素が強い「ディフェンドゥー」と、後期の殺傷技術の要素が強い「サイレント・キリング」(無音殺傷法)に分かれる。 ''「ディフェンドゥー」については、ディフェンドゥーを参照。'' 「ディフェンドゥー」、「サイレント・キリング」ともに第二次世界大戦で連合国各国軍に採用されて高評価を得たため、フェアバーンが指導した格闘術(フェアバーン・システム)はWW2 style Close Quarter Combatives(第二次世界大戦スタイル近接格闘術)とも呼ばれる。西側諸国だけでなく、東側諸国(旧共産圏)も含めた現代軍用格闘術の源流である。また、SWATをはじめとする警察特殊部隊の格闘術の源流でもある。徒手格闘術だけではなく、ナイフ格闘術や棍棒格闘術も含まれる。フェアバーンは、自身の格闘術を市街地戦や屋内戦での拳銃射撃を中心とする戦術の一部と位置付けている(この点は現代の軍隊のCQB(近接戦闘)の考え方と同一である)。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「フェアバーン・システム」の詳細全文を読む
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