|
ベンジルアルコール (benzyl alcohol) は、示性式 C6H5CH2OH、分子量 108.14 の芳香族アルコール。融点 −15.3 ℃、沸点 205 ℃ の無色の液体。CAS登録番号は 。フェニルメタノール(phenylmethanol) とも呼ばれる。 == 性質と反応 == 単体は無色透明の液体で、ほのかな心地よい芳香臭がある。比重 1.046 で水溶性は低く (4 g/100 mL)、水とほとんど分離する。 溶剤として優れており、毒性が低く、蒸気圧が小さい。アルコールとエーテルに溶けやすい。空気中で酸化されて安息香酸に変化する。 酢酸、安息香酸、セバシン酸などの酸と反応することで、エステルなどの化合物を生成する。特にエステルの酢酸ベンジルは、ジャスミン、イランイランの芳香成分として有名。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ベンジルアルコール」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Benzyl alcohol 」があります。 スポンサード リンク
|