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フェノバルビタール(英:Phenobarbital:略記PB)は、バルビツール酸系の抗てんかん薬である。日本ではフェノバールで販売される。適応は、不眠症・不安の鎮静や、てんかんのけいれん発作である。抗不安薬、睡眠薬といった用途では、現在ではより安全なベンゾジアゼピン系に置き換えられた〔。てんかんにおいても、フェノバルビタールは第一選択薬ではない〔。またベゲタミンの成分の1つである。 薬事法における劇薬、習慣性医薬品である。乱用薬物であり向精神薬に関する条約のスケジュールIVに指定される。麻薬及び向精神薬取締法における第三種向精神薬である。 バルビツール酸系は、急速に耐性を生じ、急速に減量した際のけいれん大発作に注意が必要である〔。 ==機序== GABAA受容体に作用し、中枢神経系における抑制系の増強により興奮を抑制する。作用の発現は遅く持続的である(長時間作用型)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「フェノバルビタール」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Phenobarbital 」があります。 スポンサード リンク
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