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フェノール・亜鉛華リニメント(英:Phenol and Zinc Oxide Liniment)とは、液状フェノール(C6H6O)および酸化亜鉛(ZnO)を有効成分とする日本薬局方収載の外用の医薬品であり、水痘による掻痒などに対して用いる。別名カチリともいう。 ==概要== フェノール・亜鉛華リニメントは、土肥慶蔵の創案による処方といわれ、日本において古くから用いられているが、日本以外の国の公定書には収載されていない〔マイラン製薬『医薬品インタビューフォーム カチリ「ホエイ」』2008年2月改訂、P1〕。 本剤は、以下の組成からなるリニメント剤(全量1000gの場合)〔『第15改正日本薬局方』2006年、p923〕。 :液状フェノール:22mL :トラガント末:20g :カルメロースナトリウム:30g :グリセリン:30mL :酸化亜鉛:100g :精製水:適量 別名の「カチリ」は、ドイツ語表記:''Karbol Zink Linimente''(カルボール(''Karbol'')は、フェノール(Phenol、石炭酸という意味のCarbolic acidも同意語)の独別名を略したもの。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「フェノール・亜鉛華リニメント」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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