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フェラーリ(''Ferrari S.p.A'' )は、イタリア、モデナ県マラネッロに本社を置く自動車メーカー、F1等のモータースポーツコンストラクターである。レーシングカー、グランツーリスモ及びスポーツカーのみを製造している。 == 沿革 == === 創立 === 1929年にアルファロメオのレーシングドライバーであったエンツォ・フェラーリがレース仲間と共に「ソシエタ・アノニーマ・スクーデリア・フェラーリ」を創設した。当初は裕福なモータースポーツ愛好家をサポートするディーラーチームであり、4輪の他にオートバイ部門もあった〔"The Scuderia Ferrari ". Museo Casa Enzo Ferrari. 2013年2月13日閲覧。〕。 1932年にエンツォはドライバーを引退してチーム運営に専念し、アルファロメオがワークス活動を休止するとマシンを借り受け、セミワークスチームとして活躍した。当時イタリアを率いていたベニート・ムッソリーニの主導によるイタリア政府のサポートも受けて、タツィオ・ヌヴォラーリなどの強力なドライバーラインナップを擁して、数々の勝利を記した。その後チームは1938年にアルファ・コルセへ吸収合併されるが、翌年エンツォが経営陣と対立し、「フェラーリの名では4年間レース活動を行わない」という誓約を残して退社した。 1940年にイタリアが第二次世界大戦に参戦し、レース活動が禁止されるとフェラーリは工作機械製造の経営者となった。その後1943年8月にイタリアが連合国に降伏し、イタリア北部はドイツ軍の占領下になったこともあり自動車製造やモータースポーツ活動は禁止された。 しかし1945年5月にヨーロッパにおいて第二次世界大戦が終結すると、間もなくマラネッロに自前の自動車工場を設立し、その後しばらくの間フェラーリのエンジンを設計することになったジョアッキーノ・コロンボらを擁して自前のレーシングカーを開発するようになった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「フェラーリ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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