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フェリックス・ジェルジンスキー衛兵連隊 : ウィキペディア日本語版 | フェリックス・ジェルジンスキー衛兵連隊[ふぇりっくすじぇるじんすきーえいへいれんたい]
フェリックス・ジェルジンスキー衛兵連隊()とは、ドイツ民主共和国(東ドイツ)の国家保安省(シュタージ)が保有した準軍事組織である。ソビエト連邦の秘密警察チェーカーの創設者、フェリックス・ジェルジンスキーにちなんで命名された。秘密組織であったシュタージのうち、唯一市民の目に触れる部門でもあり、東ドイツ市民にとっては恐怖の権化であった。 == 歴史 ==
1951年初頭、ベルリンにおいて国家保安省衛兵大隊(Wachbataillon A beim MfS)が組織される。大隊は1953年6月17日の東ベルリン暴動の鎮圧にも参加した。1954年11月頃には国家保安省の軍事部門(militärischer Arm)たる衛兵連隊(Wachregiment)となる。司令部はベルリン・アドラースホーフに設置されていた。1961年にはベルリンの壁の建設にも関与した。1967年には衛兵連隊に「フェリックス・ジェルジンスキー」の名が冠された。1980年代半ばからはエーリッヒ・ミールケ大臣及び大臣作業部会(Arbeitsgruppe des Ministers)の直轄に置かれた。1989年には11,000人以上の兵力を擁するに至った衛兵連隊だったが、1990年のドイツ民主共和国崩壊に伴って解散した。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「フェリックス・ジェルジンスキー衛兵連隊」の詳細全文を読む
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