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フェリーニへのオマージュ : ウィキペディア日本語版 | フェリーニへのオマージュ
『フェリーニへのオマージュ』(原題:Omaggio a Federico e Giulietta)は、ブラジル人ミュージシャン、カエターノ・ヴェローゾが1997年に録音、1999年に発表したライブ・アルバム。イタリアの映画監督フェデリコ・フェリーニと、彼の妻ジュリエッタ・マシーナに捧げられた特別公演のライブ録音を収録している。 == 背景 == 公演地はフェリーニの故郷リミニに近いサンマリノ共和国で、公演日はフェリーニとジュリエッタの結婚記念日に合わせて10月30日となった〔〔日本盤CD (PHCA-1063)ライナーノーツ(中原仁、1999年9月)〕。ヴェローゾによれば、このコンサートが企画されたきっかけは、フェリーニの妹からの手紙だったという〔日本盤CD (PHCA-1063)ライナーノーツ(カエターノ・ヴェローゾ)〕。以前よりヴェローゾの作品をプロデュースしてきたジャキス・モレレンバウンに加えて、ルイス・ブラジル、ジョルジ・エルデル、カルロス・バラといったミュージシャンがバックを務めた〔〔Omaggio a Federico e Giulietta - Caetno Veloso | Credits | AllMusic 〕。 「キ・ナォン・シ・ヴェー(見えないもの)/コメ・トゥ・ミ・ヴオイ(目には見えない)」は、映画『甘い生活』で使用されたニーノ・ロータの曲が元になっており、ヴェローゾ自身がポルトガル語詞を追加した〔。ヴェローゾがジュリエッタに捧げたオリジナル曲「ジウリエッタ・マシーナ」は、1987年のアルバム『フェラ・フェリーダ』が初出であり〔、マッダレーナからの手紙によれば、生前のジュリエッタ自身もこの曲に感動したとのことである〔。「ジェルソミーナ」はニーノ・ロータが映画『道』のために作った曲で、本作では異なるアレンジで2度収録されている。アーヴィング・バーリンが映画『艦隊を追って』(1936年)のために作詞・作曲した「レッツ・フェイス・ザ・ミュージック・アンド・ダンス」のカヴァーのみ英語詞で、フェリーニの監督映画『』(1985年)でも使用されていたことから取り上げたという〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「フェリーニへのオマージュ」の詳細全文を読む
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