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鉄付加酵素(てつふかこうそ、ferrochelatase (FECH))は、プロトポルフィリンIXをヘムに変換するヘム生合成8段階の最後の反応酵素である。プロトポルフィリンにFe2+を付加する反応を触媒する。触媒反応は、 :プロトポルフィリン + Fe++ ↔ プロトヘム + 2 H+ 鉄付加酵素は、497個のアミノ残基で構成され、分子量は55.4 kDaである。 + Fe2+ ⇔ + 2H+ プロトポルフィリンIX ヘム 鉄付加酵素は、ミトコンドリアに所在し、ヘム生合成においてプロトポルフィリンIXに鉄(Fe2+)を付加する反応を触媒する。鉄付加酵素の欠乏は、骨髄性プロトポルフィリアの発症に関係する。この遺伝について、異なる異性体を記述した2つの転写変異が見つかっている。 ==脚注== 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「鉄付加酵素」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Ferrochelatase 」があります。 スポンサード リンク
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