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フェンダー・ムスタング : ウィキペディア日本語版
フェンダー・ムスタング

フェンダー・ムスタング(Fender Mustang)は、1964年に発売開始されたフェンダー社のエレクトリックギター。英語としての発音は「マスタング」がより近いが、慣習的に「ムスタング」 と呼称される。
1982年にアメリカでの生産は終了したが、1986年からフェンダー・ジャパンが生産を開始。現在も販売されている。最近では、アメリカでもクラシック・シリーズ '65 ムスタングと称して、日本より輸入して発売されている。
== 仕様 ==
1964年、フェンダーのスチューデントモデルとして登場した。
兄弟機種であるミュージックマスターデュオソニックなどと同じくショートスケールであるが、他のスチューデントモデルには装備されていないトレモロ・ユニット「ダイナミック・ヴィブラート」が搭載されている。軽い力でアームの操作が可能。
また、スイッチの切替によって、アウト・オブ・フェイズ・サウンドを出せるのも特徴。
発売された当初は、22.5インチスケール(571.5mm)に21フレットのものと、24インチスケール(609.6mm)に22フレットのものとの2つの仕様で、塗装はラッカーフィニッシュであった。24インチスケールのネックには、細めのAネックと通常サイズのBネックの2種類がある。
CBSによるフェンダー買収3年後の1968年には、ボディにレーシング・ストライプの描かれたコンペティション・ムスタングが発表され、1974年まで発売された。ボディー材には、アルダーが使われていた。
1974年から1982年に掛けては、アッシュ材を使用。指板は、メイプルとローズウッドを選べるようになっていた。
1986年から、フェンダー・ジャパンよりリイシュー・ムスタングが発売。バスウッド材のMG-69,MG-73/co、ポプラ材のMG-65、そしてアッシュ材のMG-77がある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「フェンダー・ムスタング」の詳細全文を読む



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