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フェイルセーフ
フェイルセーフ(フェールセーフ、フェイルセイフ、fail safe)はなんらかの装置・システムにおいて、誤操作・誤動作による障害が発生した場合、常に安全側に制御すること。またはそうなるような設計手法で信頼性設計のひとつ。これは装置やシステムは必ず故障するということを前提にしたものである。 == 手法 == 機械は壊れたときに自然にあるいは必然的に安全側となることが望ましいが、そうならない場合は意識的な設計が必要である。たとえば自動車はエンジンが故障した場合、エンジンの回転を制御できないような故障ではなく、回転が停止するような故障であれば車自体が止まることになり安全である。このため、回転を止めるような故障モードに自動的に(自然に)落とし込むような設計思想がフェイルセーフとなる。飛行機の場合はエンジンが回転停止した場合、墜落ということになりフェイルセーフとはならない。しばらくは滑空し無事着陸できるような機体設計にする、フォールトトレラントという別の思想が必要である。過電流が流れれば自身が焼けることでそれ以上過電流が流れ基板等が焼損や出火することを防ぐという点でヒューズも一種のフェイルセーフであるといえる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「フェイルセーフ」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Fail-safe 」があります。
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