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フォノトグラフ
フォノトグラフ (phonautograph) とは、音声を波形図に変換して記録する装置である。1857年に発明された。
== 歴史 == 1857年にフランス人技師のエドアード・レオン・ スコットによって作成されたもので、ススを塗布した紙の上に樽状の箱を設置し、この箱の底が音によって振幅したものを針に伝え、この針で紙を引搔いて音声を記録することができる。のちに改良され、回転するドラム状になった紙の上に振幅を残すようにした、地震計のような装置となった。音の性質を図形で記録ことで、研究するためのものだった。 さらにその後、ガラス板の煤の上に記録を残すようになった。この改良は、写真フィルムのように一瞬で撮影できるものはない写真乾板を使用していた時代に、音の振幅を写真の形で複製をとることにも向いていたのである。これらは音を波形図として記録することに便利がよく、当時の学術雑誌への発表に用いられた。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「フォノトグラフ」の詳細全文を読む
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