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フォードの円 : ウィキペディア日本語版
フォードの円[ふぉーどのえん]

数学において、フォードの円()とは、中心が (p/q,1/(2q^2)) 、半径が 1/(2q^2) の円である。ただし、 p/q は既約分数であり、すなわち p および q互いに素な整数。それぞれのフォードの円は水平軸 y=0 に接しており、それらのうち任意の2つの円は互いに交わりを持たないか互いに接しているかのどちらかである〔。
==歴史==
フォードの円は互いに接する円の特別なケースであり、基準線 (''y'' = 0) は無限大の半径を持つ円と考えられる。互いに接する円の体系は、アポロニウスの問題やなどに名が残るペルガのアポロニウスによって研究された〔.〕。17世紀にはルネ・デカルトが、互いに接する円の半径の逆数間の関係に関するものであるを発見した〔。
フォードの円は日本の和算算額にも登場する。このうち、代表的な問題として、1824年の群馬県の算額にて出題されたものがあげられる。この問題は共通の接線を持つ3つの互いに接する円の関係に関するものである。この問題は2つの(3つ目の円よりも)大きな外接円の大きさが与えられているとき、大きな2つの円の間にある3つ目の小さな円の大きさを答えよというものであった。この問題の答えはフォードの円に等しい〔.〕。
:\frac = \frac + \frac.
フォードの円は1938年にフォードの円について言及したアメリカの数学者の名前にちなんで名づけられた〔.〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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